玉置さんの音楽を知るきっかけになった番組「武田鉄矢のショータイム」でも、話題になっていたこのアルバム。ワインレッドとその後の大ヒットの連続で、一気にスターになって忙しさの極致にいたのに、よし、3枚まとめて作っちゃえって俺が言ったんだ、と玉置さんは言っていた。 2枚組はあるけど3枚組はないからって。(CDじゃなくてLPの!) その頃は、とにかく次から次からメロディが浮かんできて、その日のうちにレコーディングなんてこもよくあったらしい。 今はCD2枚になっているけど全36曲! ジャケットの玉置さんは痩せこけてる、って言っていいくらい痩せてる。 36曲を同じ人が作曲してなぜこれほどバラエティに富んだ曲が出来上がるのか不思議である。 志田歩さんの本に書かれてたけど、曲作りの旅に出て、その場の雰囲気やテレビやなんかにあわせてメロディが無尽蔵に出てきちゃう感じが分かるアルバムだ。 多分一番知られているのは、 「夏の終りのハーモニー」や 「Friend」みたいなバラード。 「好きさ」もシングルになってたかな? あの頃の安全地帯に求められていたような、少し大人っぽくセクシーで、なおかつ歌謡曲的な親しみやすさのある曲が多いような気がする。 良く知られた3曲以外のワタシ好みの隠れた(?)曲たち 「チギルナイト」イントロのギターと玉置さんのボーカルが官能の極致にいっておる名曲。 「不思議な夜」タイトル通り夜の雰囲気満載のアレンジと玉置さんのオトナボーカルが素敵な曲。 「約束」導入部からのコード進行にえっそう来る?という驚きのある名曲。 「想い出につつまれて」例えばホテルのラウンジで流れていてもいいようなムーディな曲。 玉置さんのファルセットが魅力的。 「どーだい」ビートルズ風とでもいうのか、ポップで楽しいロックンロール。こんな声も出せるんだ。 「パレードがやってくる」子供たちと歌いたくなるような明るく楽しく可愛らしい名曲。 「乱反射」アップテンポだったりバラード風の切ない聞かせどころがあったり不思議さが魅力的な曲。 「ほほえみ」玉置さんらしい切ないバラードの名曲。 「今夜はyes」リズム感の楽しい名曲。 「あのとき・・」玉置浩二ショーで松井五郎さんを前にギター1本で歌ってくれた。 アルバムの豪華アレンジより素敵だったね、本当のこと言うと。違う曲のように聞こえた。 「まちかど」素直で美しいメロディーと玉置さんの自然なボーカルが貴重な名曲。なぜってワインレッドのインパクトで玉置さんにはセクシーな歌い手としての巨大なパブリックイメージがついてしまったから。そういう熱唱が好きな人には物足りないのかもしれないけど、ワタシはこの曲の玉置さんの声が好き。 「声にならない」これもメロディの美しさと玉置さんの声に驚かされる曲。こんな可愛らしいファルセットも出るんだって。 「銀色のピストル」 「涙をとめたまま」これまた玉置さんの音楽性と声の質の豊かさに驚く曲。かつてキティレコードの社長さんにビブラートいっぱいの歌い方をクラブ歌手みてえだな、と言われたそうだけど、クラブ感満載。 えっとちょっと疲れたからまた続きは後で。
by happynap
| 2015-12-19 04:23
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