元AV女優

あの殺されてしまった気の毒な女性会社員も、夜は売春婦として街に立っていたのだから、
驚くようなことでもないのだろうが。
彼女は事件に巻き込まれたおかげで、その生活が勤め先とともに暴かれてしまった。
今回の元AV女優記者の場合は?
気の毒なのか?やっぱり?
まあよく考えれば、とんでもない数のAVが消費されてるわけだから、
女優の数だってとんでもないはずだし、元AV女優だって
そこらに私たちと同じ顔をして日々をお暮しになっておるわけである。
日経とAVがあまりに対極にあるものだから、私たちは驚いたのだろうか。
東スポなら、やっぱりとか思ったか?
ま、そうはいっても日経は渡辺淳一の愛ルケ連載紙だし。
メディア的には、彼女の学歴に驚いたっぽいが。
最近テレビによくコメンテーターとして出ている
『気鋭の社会学者』古市憲寿くん(肩書は東京大学大学院博士課程在籍)と、いろんな点でかなーり重なる。
慶応のSFCにAO入試で入り、東大大学院での修士論文が本になって出版されたってとこまで。
参与観察を行ったフィールドワークの場所が、ピースボートかAVの現場かの違いだけ。
いや正確には、古市くんは乗船はしたけど、9条ダンスを一緒に踊ったわけではないのだが、
元記者鈴木碧女史は、観察だけでなく実際に自分も女優としても仕事をしていたというだけ。
いやはやたいしたもんだ。
フィールドワークが先で、そのあと実際にセックスワークも試みた、のだとしてもすごいし、
逆にAV女優が先で、それをフィールドワークにまとめて修士論文にしちゃいました、
としてもすごいではないか。
転んでもただは起きぬというか、いや転んでもいないのか?別に。
そのたくましさ、肝の座り具合はあっぱれである。
まあ、自分の性行為が記録されデジタル化されて商品化され続けている以上
腹をくくるしかないのかもしれないが。
幻冬舎の編集者に本の販売戦略のツールにしてベストセラーをだしましょう!とか言われたのかも。

その昔、わたしの若いころにも有名国立大学の大学生でありながら
実際の性行為を行うAVに女優として出演し、とても話題になった人がいた。
黒木香って言ったな確か。
でも、その後彼女はキワモノ扱いされて、隠れるようにいなくなってしまった。
どうしてるのかな彼女。
自分の顔や性器が写っている出演AVがそこらじゅうで販売され続けていても、
そんなことは気にせず新聞記者になろうと考えることができ、
実際に行動できる鈴木女史のような図太さがあればよかったのに。

鈴木女史の父親がH大学教授で、頓着なく度々ブログに娘を映像つきで登場させているのもすごい。
教授パパの専門が舞踊と身体表現だというのにも苦笑してしまうが。
娘の身体表現をぜひ鑑賞して評価してほしいなあ。
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by happynap | 2014-10-24 02:14
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